自衛隊に向いていない人の特徴を3ヶ月で辞めた人間が語る【後編】

体験談

 

 

この記事は前回の続きです

もし前回の記事を読んでいない方がいたら、

先にそちらの記事を読むことをお勧めいたします

自衛隊に向いていない人の特徴を3ヶ月で辞めた人間が語る【前編】
この記事は僕の苦い経験と、 昨今の、多くの自衛隊員の方々が自ら命を絶ってしまう悲しいニュースを受けて、 書こうと思いました。 はじめに この記事の目的ですが、 「自衛隊はダメな所がある!それをみんなに教えたい!」と...

 

それでは、続きになります

③集団行動が苦手な人

 

①と似ていますが

自衛隊というのは”隊”ですから

基本的に個人プレーではなくチームプレーです

結束をとても大事にしています

 

ですので、

『どちらかといえば自分は個人プレー派だ』

『あまりチームプレイが好きではない』

『基本は自由に、縛られず、一人でこなしたい』

という形にはあまり向いていないかもしれません

 

私は昔から、中高ずっと部活は個人競技で

基本的に、THE・個人プレー型の人間でした(笑)

皆が帰ると言っても、

「俺はもう少し練習したいから、俺だけ残って練習する」

というような感じのタイプです。

ちなみに、今もです笑

 

僕みたいな

『周りに合わせる意味が分からない!俺は俺の道を行く!』

という人はあまり向いていないと思います・・

そういう方は、もっと自由で個性を生かせるような職に就くべきですね

『自分は協調性を重んじる。そのためには多少の妥協も当然だ。』

という方は向いていると思いますね

 

自衛隊に入ると何度も連帯責任という言葉を聞くことがあると思います

連帯責任と言ういう言葉は普段生活していても

あまり聞かないかもしれません。

ですが、自衛隊では連帯責任という考え方は基本の考え方になります

それはチームの結束を高めるためであり、

自衛隊は個人の集まりではなく、

1つの部隊としての面を重視しているからです

 

 

連帯責任というのは、とても理不尽に感じることも往々にしてあります

自分のミスでないのに、一緒になって腕立て伏せすることも何度も・・・

そういった時に

『仕方ない。俺たちはチームだ。誰か足を引きずる奴がいても、そいつの背中を後ろから押してやる。どんな時も、みんなで横一列で走る。それがチームってもんだ。』

と思える方は自衛隊、向いてますよ

 

個人プレーが得意だということは自衛官より

プログラマーなどがおすすめかもしれません

個人プレーが活かされる仕事も今の時代ではたくさんあります

自分の性格を理解して

しっかりと自分に合った仕事を選ぶことをお勧めします

 

自分が得意・合っている分野で戦うことが、

幸せに繋がると僕は思っています

④人付き合いが面倒・嫌いな人

 

最後はこれ

人付き合いが好きでない人です

 

ひとつ前にも書きましたが自衛隊というのはチームプレイです

ですので、人付き合いがとても大事になって来ます

 

基本的に、自衛隊はお客さんというものがいませんよね

お客さんと接する時間がない分、

周りの人間と接する時間が他の職業に比べて多いと感じます

 

自分は人に好かれやすい、友達が多い、先輩に可愛がられる

人と仲良くしたい、誰とでも親しくなれる、人が好きだ

そういうタイプの人はかなり自衛官に向いていると思います

人付き合いに積極的な人のほうが自衛隊に向いていると思いますね

もしくは、自分はいままで人付き合いではあまり悩む事なく生きてきたという方は向いてます

 

まあでもこれは必須条件ではないと思います

社交的でなくても可愛がられる人はいました

そういう人は、いじられキャラ的な立場で可愛がられてました笑

 

やはり自衛隊というのは、皆さんの想像通り体育会系です

全員が全員そうというわけではありませんが

傾向としてはやはり体育会系の部類だと思います

ですので、やはり体育会系な人が馴染んでいたと思いますね~

イジる、イジられるの関係に慣れている人とか

体躯会系のノリが分かってる人は馴染んでいました笑

 

僕はあまり社交的でも、人に可愛がられるタイプでもなく

少数の気の合う仲間とどっぷり仲良くしてるようなタイプですので

その辺は結構苦労しましたね

体育会系とは真逆でしたから(笑)

 

その時はそんな自分が結構嫌いだったんですが、

この本読んでから結構、こんな自分でもいいんじゃないかって思えるようになりました

僕みたいに内向的な性格に悩んでいる方にはお勧めします。

あまり有名な本では無いかもしれませんが、いい本です。

by カエレバ

 

 

社交的でも、人に可愛がられるタイプでもないような人間だからこそ

もっているような魅力や個性があると思います

ですので、逆に自信を持っていただきたいです

キレイごとでは無く、現実的な話です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

僕は自衛隊をやめて得た人生の大きな教訓が一つあります

 

自分の得意な分野で戦え

 

という事です。これは色んな著名人の方が言っていることです。

僕は、自分が自衛隊と正反対の人間であるという事を入る前から薄々気づいていました

ですが、自分のダメなところを矯正したいと思い入隊を決意しました

その結果、僕は今までより、更に自分のダメな部分に目を向ける結果になりました

サッカーが苦手な人が、サッカーのクラブチームに入ったら自分のダメさ加減に落ち込むのは当たり前です

ますます自信がなくなり、サッカーがトラウマになるかもしれません

そんなことをしても何の得もありません。損しかないです。

 

自分のダメなところより

自分の良いところにフォーカスして、

重点的に伸ばしましょう

 

上から目線で申し訳ないのですが、僕からのアドバイスです。

以上!

敬礼!直れ!

解散!

 

じゃ、またの~。

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